日出の石門(ひいのせきもん)
日出の石門は太平洋の荒波に侵食されて、中央部分が洞穴となったものです。ここは朝陽の撮影スポットです。(駐車場有)

棕櫚の木
伊良湖ビューホテルの下辺りに、ヤシ科の棕櫚(しゅろ)の木が聳え立っています。棕櫚は耐寒性と耐潮性のある植物です。左下に見えるのが神島(かみしま・三重県鳥羽市)、右下に岬の突端が見えます。

島崎藤村の歌碑
近くに島崎藤村の歌碑”椰子の実”があります。これは柳田國男が伊良湖に滞在していたとき、海岸に流れ着いた椰子の実を見つけてその様子を藤村に伝えたところ、この詩を詠んだと言われています。

「名も知らぬ遠き島より 流れ寄る椰子の実一つ 故郷(ふるさと)の岸を離れて 汝(なれ)はそも波に幾月
旧(もと)の木は生いや茂れる 枝はなお影をやなせる われもまた渚を枕 孤身(ひとりみ)の浮寝の旅ぞ
実をとりて胸にあつれば 新なり流離の憂 海の日の沈むを見れば 激(たぎ)り落つ異郷の涙
思いやる八重の汐々 いずれの日にか国に帰らん」
日出の石門アクセス
日出の石門の所在地 田原市日出町浜,伊良湖岬周辺
東名豊川ICより車で約90分、恋路ケ浜(こいじがはま)駐車場から車で5分
日出の石門の地図
日出の石門の位置は GoogleMap で確認ください。